寺岡、仙道ヨガを語る 2

道家は、『世の中楽しい』と考える

寺岡:
その時に、仙道の早島先生にお目にかかりました。

先生は、僕がヨガをやっていることを
母から聞いていたみたいで。
洗心術の時間などに、盛んに
僕に対して色々アプローチをして下さって。
「ヨガでは病気は治らないぞ〜。
 あれは修行法だからな」って・・・

皆の前で、いちいち指指すんですよ、僕を(笑)
可愛がって下さったのでしょうね、きっと。
仕込みがいがあると思って下さったのかもしれませんね。

一同:
(爆笑)

寺岡:
「あ、そうですか〜」って(笑)
その時は辛抱して、抵抗しなかったですけど(笑)
当時頭の中は、ヨガ一色。世の中でヨガが一番!だった時代です。
そのお陰で、勉強できました。

一同:
(爆笑)

寺岡:
仙道(≒道家)は考え方が違う。
そして、
「道家は、『世の中楽しい』と考える」と先生は言われる。

仏教はね、生まれてから四苦八苦。
世の中苦しいって教えるでしょ。
反対なんです。

インドも中国も、日本も、
時間的にとらえれば、五千年前も、現代も、
生活の道具は変わりましたが、
人間の社会は、あまり変わっていない様に思います。
人間の持つ感情は、あまり変わっていませんよね。

仏教は、「人の世は四苦八苦」。
仙道は、「世の中楽しい」。
正反対に見えるでしょ。

一同:
へ〜。

寺岡:
葬式の仕方も違う。
仏教は悲しむでしょ。
道家は、例えば台湾の道家では霊柩車の後ろに、
でかいトラックを走らせて
その荷台でストリッパーが躍るんだって。

一同:
え〜!!!

寺岡:
それでね、酒飲んで大騒ぎして葬式をするんだって。
もし輪廻を前提に考えたら、
道家の方がわかりやすい気がします。

つまり、
あなたのこの一生、
ご苦労様でした。
おめでとう!
良かったね!
という意味みたいです。

リュート:
なるほど。

寺岡:
この世に修行しに来て、
死んで終わって帰っていって、
良かったね、ご苦労様でしょ。

早島先生に、
「ヨガと道家は、考え方が違うんだ」と言われた。
それは凄い!と思ったの。
当時は、今ほど分かっていなかったとおもうのだけど。

仏教は日本に浸透したけど、道家は伝わっていない。
何故かというと、伝えないからだって。

伝えなくていいからだって。
伝えたくないからだと。
そして、伝えたくない人たちがいたということ。
本当に縁のある人にしか伝えないよって・・・。

仙人って、中国には長い歴史があるし、沢山いたと思う。
全然伝わらないのは、教えないからだって。

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