|
モーツァルト像
|
|
【ウィーン=小笠原正佳】 モーツァルト生誕250年にあたる2006年にはオーストリア国内の各地で天才音楽家に因んだ催し物が開催される。モーツァルトが晩年の10年を過ごしたウィーンでは、年間を通じてモーツァルト一色になる模様だ。
ウィーン・モーツァルト・イヤー音楽祭の総監督であるペーター・マルボエ氏はこのほど、音楽祭企画の骨子を明らかにした。それによると、音楽祭の企画数は130件で80団体が参加、開催場所は170ヶ所に達するという。同氏は 「モーツァルトの人生を12ヶ月かけて浮き彫りにする。人間として、音楽家としてのモーツァルト像がテーマ」 だと説明した。
初演の企画としては、トーマス・ペルネス 「魔笛06」、ディーター・カウフマン 「ピコレットのためのレクイエム」、ベルンハルト・ラング 「オディオ・モーツァルト/アイ・ヘイト・モーツァルト」、ヘルベルト・ローゼンドルファー 「スュースマイヤー」 など。ピアニストのマウリツィオ・ポリーニは 「ポリーニの観点」 を開催する。
2006年1月1日午前0時にウィーン市庁舎前広場で開催式、誕生日の1月27日には祝典が催される。マルボエ氏はウィーン大学で法学博士号を取得した後、首相秘書官、オーストリアの在外機関の広報官、外務省の文化担当部長を歴任し、2001年よりウィーン市政府に就任している。
(2005年6月24日)