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アデレ・ブロッホ・バウアー 1
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【ウィーン17日=小笠原正佳】 オーストリア絵画館ベルベデーレは、同美術館の目玉作品であるクリムト絵画5点を所有権を訴えていた相続者に返還した。返還したのは、「アデレ・ブロッホ・バウアー1&2」、「ブナの森」、「林檎の木」、「アッター湖のウンターアッハの家々」。遺産権判定裁判委員会が返還を決定した後は、国内からの見学者が急増している。
相続権の争点は、1925年に夫より先に亡くなったアデレが遺書の中でべルベデーレへの作品寄贈を希望したのに対し、第二次大戦中にスイスに亡命していた夫のフェルディナンドは遺書の中でナチ政権に没収されたクリムト作品は家族の財産としてを相続権のある親戚の中にとどまることを主張した。アデレの姪であるマリア・アルトマン夫人(89)は伯父の遺書の正当性を主張し、オーストリア政府に作品の返還を要求してきた。
ヴィットマン夫人はオーストリア政府に対し5作品の合計価格2億4千八百万ユーロを提示したが、同政府は予算の不足を理由に購入を断念した。
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ブナの森 |
アッター湖の家々 |
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林檎の木 |
アデレ・ブロッホ・バウアー 2 |
(2006年2月13日)