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ザルツブルク音楽祭、フィガロの結婚 (Salzburger Festspiele, Le nozze di Figaro)


【バド・ガシュタイン5日=小笠原正佳】 今年のザルツブルク音楽祭 (サルツブルク・フェスティバル) におけるモーツァルトのオペラ 「フィガロの結婚」 は昨年2006年のモーツァルト・イヤーに引き続きクラウス・グートによる演出。

今年は、テレビ中継やDVDによって瞬く間に周知のものとなった昨年の新演出にほとんど手を加えなかったものの、作品をよりリラックスした、こっけいで楽しいものした。出演者それぞれの個性を強調するのではなく、作品の意味するところ、恋愛感情が秩序を混乱させるといった喜劇的事実の表現に重きを置いた事でフィガロ作品に普遍性を持たせることになった。

ディアナ・ダムラウ演ずるスザンナは昨年にくらべ、活動的でちゃっかりした性格に描かれているとの声が聞かれた。また、フィガロを愉快に演じたルカ・ピサローニも好評。ゲラルド・フィンレイ、ドレテア・レーシュマン、ウリ・キルシュなどその他も出演者たちも演出にあったバランスのとれた配役で喝采を浴びた。一般には、今年の方がモーツァルト生誕250年の昨年よりも出来がよいと評価されている。



(2007年9月5日)

 

 

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