【ウィーン15日=小笠原正佳】 12音階技法の創作者として知られるシェーンベルクのウィーンで過ごした誕生から青年時代を辿った 「若いシェーンベルク」 展がウィーンのシェーンベルク・センターで2007年9月14日から2008年1月4日まで開催され関心を集めている。
現代音楽のパイオニアは音楽を独学で学び、独自の成長過程を辿り12音階技法を編み出すに至った。そのシェーンベルクの社会的、音楽的ルーツをたどる企画だ。若かりしころのシェーンベルクの自筆譜など、未公開のもの多い展示はシェーンベルク財団から作曲家の遺品の管理を一手に委ねられている同センターならでは実現したものである。
音楽的発展は 「展示は幼児期と青年期の音楽」、「伝統への傾倒」、「ブラームスとワーグナーの狭間で」 といったカテゴリーに別けて展示されている。また、社会的背景については 「住まいと営み」、「教育と文化的環境」 をテーマにした展示があり、1900年ごろのウィーンを写す12分のビデオも映写もある。また、この特別展に伴い、コンサート、講演、シンポジウムなども開催されている。詳しくはwww.schoenberg.at
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1890年代 |
1911年頃 |
シェーンベルク センター |
(2007年10月15日)